親業訓練講座 一覧

親業訓練入門講座

全6時間。

4,400円(税込み)

親業のエッセンスを学ぶ入門編。聞く練習・話す練習をしながら相手の気持ちを上手に引き出す方法や、自分の気持ちをうまく伝える方法を学びます。

2時間×3回、または3時間×2回の講座となります。

親業訓練一般講座

全24時間。対面orオンライン

33,000円(税込み)

「親業」(トマス・ゴードン 著/近藤千恵 訳/大和書房)をテキストに、子どもの気持ちを聞く訓練、親の気持ちを正確に子どもに伝える訓練、親子間に対立や考え方の相違がある場合、お互いの関係を損なわずに満足のいく解決策を見つける訓練など、実際の例に即した体験学習を通して具体的な方法を身につけます。

3時間×8回、または8時間×3回の講座となります。

パートⅡ講座

【対象】  
親業訓練一般講座を修了された方

【時 間】 
17時間(1回目3時間 残り7回2時間)

【参加費】 
44,000
(ワークブック代含む)

親業訓練協会会員再受講料
33,000
(ワークブック代含む)

 親業訓練一般講座を修了された方が対象です。
 一般講座では理解が出来たかどうか不安…なところから重点的に復習していきます。
パートⅡ講座は半年くらいじっくり時間をかけ、親業を定着させていきます。
 また、自分と親との関わりを振り返りながら、自分自身の価値観を見つめていけていきます。受講生同士が話し合う時間を多く用意されています。

【内容】
1.一般講座ではほとんど扱わなかった「問題なし領域」を考えます。
 「問題なし領域」で子どもに何を言いたいのか。自分は何を大切にし何を伝えたいと願っているのかを考えます。
2.自分と自分の親との関係を見直します。
 自分の価値観を見つめ直すと、自分を育ててくれた親との関りにも影響されていることに気がつきます。
3.一般講座で学んだ親業の実践について、語ることを通して学んでいきます。
4.「能動的な聞き方」をさらに、自然に使えるように練習します。
5.“親業の心であり魂である”「勝負なし法」を実践できるように練習します。

ゴードン博士のコミュニケーション講座

全6時間

6,600円(税込み・ワークブック代含む)

ゴードンメソッドのエッセンスを6時間で学ぶ講座です。親子関係だけではなく、あらゆる人間関係において、お互いを分かり合えるようになるために、相手の言いたいことを正確に理解する聞き方、自分が伝えたいことを相手が理解しやすいような伝え方をロールプレイやディスカッションなどを交えたワークショップ形式で学びます。
短時間で学べるこの講座は、一般講座を受講する前に「親業ってどんな感じだろう」と入り口の講座に。また、すでに一般講座を修了した方の復習講座になり、人気の講座です。

3時間×2回、または2時間×3回の講座となります。

親業(ゴードンメソッド)とは

アメリカの臨床心理学者トマス・ゴードン博士(1918~2002)が開発したコミュニケーショントレーニングプログラムです。臨床心理学、発達心理学、教育学などの研究結果を基礎として作られました。米国GTI本部では、現在でも研究が続いています。

親の役割とは「子どもを社会的に自立するまで育てること」

「親業(ゴードンメソッド)は子どもの自主性を積み、子ども自身の目的達成を手助けする方法として作られました。

また、子どもとのコミュニケーションを円滑にし、親の子育てに対するストレスを減らす効果があり、虐待防止・育児不安の解消が期待できます。

現在まで世界43ヶ国に広がり、受講者数は100万人を超えています。

日本では、1980年に親業訓練協会が設立され、「親業」と訳され、受講者は15万人を超えました。

アメリカでは中流階級から低所得者層まで、全米100万人以上の親が受講し、1975年3月14日付のニューヨークタイムズ紙によれば、「全国的な運動」と評価されるまでになりました。親業訓練の指導者も全米で5000人にのぼり、ニューヨーク州その他で教育免許の正式な単位のひとつに加えられています。1970年に開催された「子どもに関するホワイトハウス会議における報告書では「家族崩壊を防止する新しいモデル」として推薦されました。

トマス・ゴードン博士はノーベル平和賞に3回ノミネートされ、全米心理学財団から1998年には博士の長年の心理学の分野での功績に対し“心理学を人々に贈った”とゴールドメダルを授与されました。

法務省保護局で推奨。法務省保護局HPの保護者のためのハンドブックの中に、親業訓練について詳しく紹介されています。

【ゴードンメソッドの三つの柱】

相手を手助けする

思いが伝わる

お互いが納得できる解決策を探す

この三つの柱に、実践的な聞き方・伝え方・話し合う方法などを、ロールプレイを取り入れながら学んでいきます。